新潟県南魚沼市は豪雪地帯として知られ、冬はスキー・スノーボードを中心に観光客が集中します。
観光事業者・地元の宿泊業者・イベント主催者・起業希望者が増える季節だからこそ、「許認可」「届出」「契約」「補助金申請」「リスク管理」といった“書類・手続き”のニーズも一気に高まります。
ここでは、行政書士が南魚沼の年間観光(特にこれからのウインターシーズン)にどんな場面で関われるか、何ができるかをわかりやすく具体例にまとめます。
1.スキー場・雪関連アクティビティの受け入れサポート
①場面例
• シーズンに合わせたゲレンデイベント(大会、夜間イベント、雪上フェス等)
• ガイドツアーやバックカントリーツアーの事業化
• スキー場近隣での体験コンテンツ(そり・かまくらづくり、雪上アクティビティ)提供
②行政書士に依頼できること
• イベントで道路を一時的に使う場合の「道路使用許可」申請補助(警察)や、道路占用に関する調整支援。手続きの前提条件や必要書類、住民合意形成の進め方を整理します。(出典:警察庁「道路使用許可の概要、申請手続等」)
• スキー場の管理区域や国有地等、特殊な土地での事業の場合に必要な管理者との承諾取得や関係機関との調整(例:国有林・私有地・スキー場運営会社)を代行。
• イベントで飲食を出す場合の「臨時食品営業許可」申請支援(保健所対応、施設基準の確認、検査対応の段取り)。
催事開催日の10日前目安での手続きをご案内します。(出典:新潟県「臨時食品営業許可申請」)
2.宿泊(旅館・民泊)関連の手続き支援
①場面例
• 冬季滞在型の民泊や貸別荘を始めたい/受け入れを増やしたい
• 旅館業(通年営業)と住宅宿泊(いわゆる民泊・180日制限)の判断や適切な届出
②行政書士に依頼できること
• 「住宅宿泊事業(民泊)」の届出書類作成と届出フロー支援(民泊制度ポータル・都道府県窓口への届出、必要書類のチェック)。
年間180日を超えない運用など制度要件の整理や、地元条例対応の確認を代行できます。
(出典:国土交通省「民泊制度ポータルサイト」)
• 旅館業(旅館業法)に該当する場合は、その許可取得のための書類整備(施設基準、衛生計画、防火計画、構造図面の整備等)や保健所・消防との事前協議のサポート。
• 宿泊事業に関する運営規約、利用規約、損害賠償に関する契約文例、外国語対応の案内文書作成支援など、実務で必要となる書類整備をします。
3.観光イベント(雪まつり・ナイトイベントなど)の総合支援
①場面例
• 市街地や公園での雪まつり、点灯イベント、開催期間限定のマーケット
• 外部から呼ぶパフォーマーや業者との委託契約
②行政書士に依頼できること
• 市有地・公園の使用許可手続き(市の公園使用申請、電気・水道などの使用料手続き)や、河川敷など特定地の占用申請の代行・チェック。南魚沼市の公園使用手続等の案内に基づくサポートが可能です。
(出典:南魚沼市「市の管理する公園などの使用・占用申請について」)
• イベント保険加入のために必要な契約書チェック、出展者向けの出店規約・ガイドライン作成、出演者・業者との契約書作成。
• 近隣住民の合意形成や関係機関(消防・警察・保健所)との調整資料作成、届出スケジュールの策定。
4.飲食・移動販売(屋台・キッチンカー)の営業サポート
①場面例
• ゲレンデ入口や会場でのキッチンカー・屋台出店
• 冬季限定の特産品販売・試食販売
②行政書士に依頼できること
• 臨時食品営業許可の申請書類作成、保健所との事前相談・立ち合い調整。提供可能な食品の範囲や検便・衛生管理体制の整備を実務的に整理します。(出典:新潟県「臨時食品営業許可申請」)
• 移動販売の出店にあたっての自治体別ルール(市町村ごとの道路や公園の占用・使用ルール)確認と許可取得補助。
• 衛生管理・ラベリング・表示に関する法的アドバイス。
5.補助金・公的支援の申請サポート(観光振興系)
①場面例
• 新コンテンツ(体験ツアー、宿泊パッケージ)の立ち上げで補助金を活用したい
• 観光資源を活かす施設整備に対する市や県の補助金を活用したい
②行政書士に依頼できること
• 南魚沼市や新潟県が公募する「観光事業補助金」「観光地域づくり支援」などの申請書(事業計画書・収支計画・必要書類)の作成支援。
申請期限・補助率・対象経費の整理も代行します。
(参考:南魚沼市「令和7年度南魚沼市観光事業補助金の募集」)
• 補助金採択後の実績報告書や会計処理、必要な図表・根拠データの整備もお任せください。
6.ドローン撮影・空撮を絡めたプロモーションの法務支援
①場面例
• ゲレンデや雪景色の空撮をプロモーションに使いたい
• イベントでの空撮映像制作
②行政書士に依頼できること
• 国土交通省の「無人航空機の飛行許可・承認(DIPS2.0)」手続きの全体像説明と、どのケースで申請が必要か(イベント会場上空・目視外・夜間・30m未満接近等)を整理します。
事業者向けに申請書類のチェックや提出代行(必要に応じて空撮業者との連携)も可能です。
(出典:国土交通省「無人航空機の飛行許可・承認手続」)
• スキー場や国有林、自然公園等で飛行する場合は、土地の管理者や環境面の配慮(国立公園ルール等)を確認し、許可取得手順の調整を支援します。
7.事業化・起業支援(観光まちづくり・体験コンテンツの法人化など)
①場面例
• 観光ガイド会社・体験事業・観光物販の起業
• 既存事業の法的整理(個人事業→法人化、屋号での取引整備)
②行政書士に依頼できること
• 会社設立(定款作成)ではなくとも、事業計画書や補助金申請、各種届出(税務、社会保険以外の許認可関係)について整備して起業の法的基盤づくりを支援します。
南魚沼市の「チャレンジ支援事業」など、地域の起業支援制度を見据えた申請サポートも可能です。
(出典:南魚沼市「南魚沼市ビジネスチャレンジ補助金(チャレンジ支援事業補助金)」)
8.リスク管理・利用規約・免責事項の整備
①場面例
• スノーツアーや体験イベントでの参加者の怪我やトラブル
• レンタル・リフト券販売に関する注意事項
②行政書士に依頼できること
• 参加同意書・誓約書、免責条項、利用規約、写真使用同意(肖像権)等の文言作成。
訴訟リスクを減らすための必須項目をわかりやすく落とし込みます。
• クレーム対応のためのフロー整備・苦情対応マニュアル作成支援。
9.南魚沼ならではの押さえておきたいポイント
① 雪の影響でスケジュールが変わる
許可申請の余裕を持ち、代替案や延期対応の手続き(再申請・報告)を想定しておきましょう。
南魚沼は豪雪地で、冬季は積雪状況が運営に直結します。
② 自治体・スキー場・管理者のルールが重なる
同じ場所でも市の公園使用、道路占用、スキー場管理者の承認、保健所の許可など複数の届出が必要になるため、ワンストップでの窓口整理がカギとなります。
③ 補助金を使うなら事前準備が重要
事業計画や費用見積、採算性や継続性の説明が審査で重視されます。
行政書士は申請書だけでなく、説得力ある事業計画づくりを手伝えます。
10.まとめ:行政書士に相談すべき場面
• ゲレンデや市街地でイベントを開く
→ 道路使用・公園使用・保健所・消防・警察調整(出典:警察庁「道路使用許可の概要、申請手続等」)。
• 民泊・貸し切り宿を始める
→ 住宅宿泊届出、地域条例チェック(出典:国土交通省「民泊制度ポータルサイト」)。
• 屋台・キッチンカーで販売する
→ 臨時食品営業許可(保健所)(出典:新潟県「臨時食品営業許可申請」)。
• 空撮プロモーションをしたい
→ DIPS2.0での飛行許可や土地管理者の承認(出典:国土交通省「無人航空機の飛行許可・承認手続」)。
• 補助金を使って観光コンテンツを作る
→ 補助金申請(市・県)書類づくり(参考:南魚沼市「令和7年度南魚沼市観光事業補助金の募集」)。
11.最後に
南魚沼のウィンターシーズンは集客の好機ですが、「手続きの遅れ」「不備」「関係者調整の齟齬」は事業の機会損失やトラブルにつながります。
許認可・届出、補助金申請、契約書・同意書作成、関係機関との調整といった“面倒な手続き”は行政書士にお任せください。
初回相談では「どの届出が必要か」「いつまでに何を準備すべきか」を整理して、実行可能なスケジュールでご提案します。
観光ビジネスの成長を、現場に寄り添いながらサポートします。
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※本記事は令和7年11月時点に入手可能な公的情報をもとにしています。年度によって制度内容が変更されている可能性があります。必ず最新の法改正情報などでご確認ください。